Up Down 決算評価書
― 原点回帰的“検証”-
ご挨拶
どのスポーツにも、繰り返し立ち返らなくてはならない“基本動作”があります。
その動作の鍛錬が無いと、いつの間にか全体が“歪んだ動き”にむしばまれてしまいます。
中小企業は競争社会の中で常に弱い立場に置かれていると言っても良いでしょう。
弱者が生き残るためには、時には奇抜な戦略が必要になるかもしれません。
しかし、「基本の基本、の基本」という場所、常に立ち返る場所を持つ必要があります。
Up Down 方式決算評価書は経営に最大の“安心”を与えることが出来ます。
資本主義経済の原理に基づいた「経営の原点」を確認できるからです。
「経営の原点」を基にした「核心的な検証」が出来るからです。
あとは、普段の努力を続けるしか無いのかもしれません。
「基本」にこそ、生死を切り開く“鍵”、そして安心の“素”が存在していると考えています。
Up Down方式経営分析 開発者
会社の“栄枯盛衰”の今を知りましょう
日本の景気を知りましょう
会社の明日を予測しましょう
改善点、弱点を知りましょう
● UpDown方式経営分析の世界にようこそ。
Speed is Best
すぐ分かる!
Simple and clear
単純明快!
点数で、当社の経営を知りましょう
主要7項目分析
(評価点) (予測と検討)
+1(成長動線) 好調は持続?
0(停滞動線) 悪化の可能性?
▲1(衰退動線) 改善の可能性?
最終的景気温度 ”+7点~▲7点”
当社の経営の弱点を理解しましょう
節税対策や、どうにでもなる”期間利益”を使った決算対策で、経営資料としては決算書は使えないという、指摘が多くの識者からなされてきました。
UpDown方式経営分析”決算評価書”は、増減分析と複数項目の複合分析で、簡単にその弱点を克服してしまいます。
黒字企業の(虚実)をあぶり出します。
決算書を使っての経営をしましょう
経営は「破綻」や「衰退」を防ぐため”二兎を追うもの”です。
二兎とは次のものを言います。
・収益(売上)と利益
・行動(コスト)と利益
・手段(資産)と利益
”追う”とは「社会の自己の得意分野で成長すること」です。
Up Down方式経営分析は、この目的が達成されているかどうかの「景気温度計」でもあります。
短時間で今日の課題を指摘します。従来の深堀「経営分析」とは様相を一変するものです。
新資格
会社分析から経済を読む
"アップダウン方式経営分析士"
"アップダウン方式経営分析会員"
”決算書”発
景気ウオッチャー(Watcher)
栄枯盛衰
(Ups and downs)分析
通常の決算書だけを見ていても、ただ数字が並んでいるだけでは、会社が成長しているかどうかがわかりにくいものです。
この決算評価書は7つの項目を見ていきますので、部分的ではなく複合的に全体を見ることができます。
点数化されているので、シンプルでありながら、ひと目で成長か後退かがわかります。
数字の奥に隠された経営の本質を一瞬にして知ることができるため、シンプルかつスピーディな経営分析が可能です。
決算書の見方は、営業利益が出ているか否かだけで判断し、営業利益が出ていない会社はうまくいっていない、という見方になってしまう場合があります。
それは一側面から見て正しい場合もありますが、決算書から何かを得ようというときには、必ずしもその限りではないのです。
UpDown決算評価書やコスト増減評価書などを頭に入れておくことで、今期はコストの中でここが問題だったと1つでも気づくことは今後に必ず役立ちます。
例えば、資産の中でキャッシュが少ないと発見する可能性もありますし、粗利益が今年は悪かったなどと漠然とした弱点や問題点が3つ、4つとわかることもあるかもしれません。
そうなれば、その後の経営に変化と進化が生まれます。
経営コンサルタントなどは通常、さまざまな数字を多用し、現在の弱点をついていく場合も多いです。
しかし、そうすることで「木を見て森を見ず」のように、いつの間にか全体的な視点が失われてしまうことがあります。
UpDow方式決算評価書を使うことで、決算書の捉え方がより視野の広い見方になるため、必然的に企業の情報収集や分析をしていることにつながります。
上場企業の決算書などは公開されていて透明度も高いため、インターネットや会社四季報などを用い、話題の会社の決算書を2期分入れてみることで、景気の動向や経済の動向を知ることや分析を行うことができます。
また、5年分の分析をすることで、さらに幅広く会社の歴史や社会の経済についても感知することができ、よりレベルの高いコンサルを行うことが可能になります。
決算書の読み解き方が身についてきた会計事務所の方にもおすすめです。
中小企業の決算というのはときに、あまり変化がないように見えるときもありますが、変化がないときは「マイナス」です。
経済というのは常に成長しているものですから、横並びというのは今の資本主義社会においては減少という判断をします。
そのような見方ができてくるとより立体的に決算書を読むことができるようになり、仕事の楽しさも増すに違いありません。
経営の勉強をされている方や簿記の勉強をされている方も、このUpDown方式を使うことで、決算書の見方のポイントがわかってきます。
経理マン1年目ですと、まだこのUpDown方式決算評価書を作るのは苦労するかもしれませんが、コツコツと決算評価書を作り上げることで力がついてきます。
経営者さんから「労働分配率はどうなの?」と聞かれても、部分的な答えだけではなく全体的な見方でも答えられるようになるのです。
そうすると、会計の勉強もさらに楽しくなってくるでしょう。会計学習の虎の巻にもおすすめの1冊です。
冒頭でもお伝えしましたが、私は福島で40年近く会計事務所を営み、福島県内で財務管理など経営にまつわる講師を数多くしてきました。
私が書いたUpDown方式経営分析は、今やインターネットでどこに住んでいる方でも手に取ることができます。
会計や決算書に興味がある全国、北海道から九州・沖縄まで、全世界あるいは国を越えた方がこの本や決算評価書を読んで、経営についての考えが深まった、決算書の見方が変化した、といったご感想、またときには全くの反論も大歓迎です。
ご意見や反響などいただけたら、さらなる励みとなります。3つの評価書を体験していただければこの上ない喜びです。